仏壇は木材部分の彫刻以外に、金具を打ち付けて装飾を施します。この金具の製作方法の違いで値段が大きく変わってきます。また、その金具に色つけをしたり、金メッキを施す場合、金メッキのやり方も値段に反映します。
金属の板を最も簡単に加工する方法は、金属プレスですね。型にはめて、プレス機でドカンと圧力を掛けると出来上がり。大量生産が可能ですし、1ミリ以下の薄い金属の板でも、一見分厚そうに見えます。
鋳造と言う方法もあります。プレスほど大量生産はできません。プレスより厚手の金具ができ、もちろん高価です。高級仏壇に使用する鋳造方法は、鋳造精度が極めて高い電気鋳造で「デンチュー」等という言い方をします。
最高級は手打ち金具です。一枚の金属板をタガネで加工していきます。もちろん細かい彫刻が施してある金具ほど高価になります。結局は職人作業の多さが値段の決め手になるんですね。型に押しつけて、後ろから叩き仕上げる方法と、毛彫りと言って、表面をタガネで加工する方法とあります。
金メッキも、つや出し鏡面仕上げ、艶消しがあります。艶消しのメッキは工程が多くなります。また、艶消しメッキは土台となる金属彫刻部分の「アラ」が良く分かりますので、良い仕事の金属装飾部品に使われます。 |