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2001.06.13
パームアイドルを探せ!
No.010 ミカちゃん
Upup@Upup Palm Load!


パームアイドルを探せとは?
「パームアイドルを探せ」とは、パームに全く興味ない人に、パームを語ってもらうという、全く意味の無い企画である。
対象となるのはパームを全くしらない人、パームに興味のない人
女性の場合、美人に限定します(+_+)\バキッ!<ウソ
(ネタがつきると、おっさんとか、ガキとかが出てくる可能性あり)


いきなりあのNo.008のまいこちゃん
「待っとったでぇ〜」

「え?ボク?な、なんで〜」

「なんなのよ〜あの写真!キィーッ!



    ひぃぃ〜
                      はじめさん@Muchy.com
ご、ゴメンネ・・・


ということでNo.008のまいこちゃんが
バージョンアップしてます

いちおう見てあげてね!(+_+)\バキ!



なんじゃ〜い!わたしも出してよーっ!
と、言ったかどうか知らないけど





Newアイドルです
大須のパーム野郎のアイドル!

ミカちゃんで〜す




「あのぅ〜カレシはいるのでしょうか?」

「きゃはははーっ、いますです」

「ということは、ボクラみたいなアブナイ奴はどうなんでしょう?」

「きゃはははーっ!危ないんですかーっ?」

みんな「アップアップ!おまえナニ宣言してるんだよ」


( -.-)/☆( +.;)☆○(゜ο゜)o
ポカッボカぽかパキッ



みんな「えへへ〜、あぶないのはこいつだけだからね
オレ達はいたってマトモ、だよね!まいこちゃん!」




「この写真も気にいらんなぁ〜・・・・・・」



Let's Go!
OOSU


大須のコンプマートでパーム買ったときは
ここで乾杯!ア〜ンドセッティングですよん!

居酒屋「太郎さん」
小さくなってない?ボク




追記
Muchyさん「ハジメさ〜ん、何やってるんですか、もう〜」





次のアイドルもお楽しみに〜



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2001.06.12 超初心者ゴンザレス 第二五話
「似て非なるもの」
え?ジジイ?改めパパH"G@ノキアン・パーム(仮称)

(主な登場人物)
権田原権三(仮名)・・・本編の主人公。年齢不詳。表の仕事は、え?ジジイ?と同じくネゴシエイト業務関係。あだ名はゴンザレス。気に入らない事があると「ゴンザレスパンチ」等の必殺技が飛び出す。性格は結構横暴。「真のモバイラー」を目指しており、え?ジジイ?をライバル視している。
権田原珈琲(仮名)・・・権三の曾孫。何故「珈琲」と言う名前がついたかは不明。権三の秘書であり、権三の必殺技を受けてもダメージを受けない唯一の人物。何気に権三より物知りかもしれない。
え?ジジイ?(仮名(自爆))・・・携帯電話系&Palm系ダメダメサイト「ノキアン・パーム(仮称)」管理人。表の仕事はネゴシエイター。対行政から対民間まで幅広くこなす。ストレスゲージが上がると「物欲」が発動するそうな。権三との確執は実は訳アリ??
周防燐・・・多方面よりのリクエストにより登場した美人秘書。元々独立のネゴシエイターであるが、ネゴシエイター協会の方針であるOnTheJobTraning(通称:OJT)の一環で権三の事務所で一定期間働く事に。どうも訳アリの様だが・・・!?
金倉・・・正体不明。仕掛屋か?燐との繋がりは如何に?




「先生、では本日の案件はこの仲裁のみで?」
オフィスの玄関前で周防燐が確認する。
権三は「先生」と呼ばれる事に抵抗があるのか、あまり良い顔をしない。
「んー、まあ、そう言うところだ。」
頷きつつ権三は応えた。
「わかりました。では行って参ります。」

ドアを閉める音と共に権三は肩で息をした。
「あー、緊張する。」
「爺には難しいかね?」
珈琲が奥のキッチンから顔を出した。
「いや、そう言うわけでもないが実際のところ、彼女はOJTやらなくても十分やっていけるのう。天賦の才なら良いのだが・・・。」
「まさか、以前に誰かの指導を受けていると?」
珈琲の顔がふと曇る。
実際、彼等の属するネゴシエイターの世界では、そのテクニック等を含め口外法度・門外不出のものも多く、それ故新人ネゴシエイターに対する教育はある意味ネゴ協会の責務とも言えた。
が、権三が見ても燐の交渉能力は新人のものとは思えないところがあったのだ。
「いや、気のせいだろう。仕掛屋が他人の教育を行うとは到底思えないからな。」
権三は自分の執務室に引っ込んだ。
が、珈琲はその場に立ったままであった。
「まさか、グリフォン事件の時の様に。あの時も新人離れした交渉人がキーだったっけ。確か金倉とか言ったよな。どうもきな臭い。」
事実、珈琲の鼻にツンとくる匂いが・・・。
「あ!いかん!!昼食の魚火にかけたままだった!!」
すぐさま珈琲はキッチンに戻った。

「・・・で?その結果がこれだと??」
権三が箸で摘み上げたものは、かつて「魚」であったものである。
「いやー、つい。」
「ついで済むか!昼食と言うサラリーマンにとってのささやかな楽しみを台無しにしおって!!豪・腕・粉・砕!ゴォォォォォォォォォンザレスゥゥゥゥゥゥゥゥゥパァァァァァァンチ・スクウェアァァァァァァァァ!!」
黄燈色の光の奔流に包まれた権三の鉄拳が珈琲のみぞおちを直撃する。
「ぐぼふわぅ・・・み・・・皆様も調理中に物思いに更けるのは・・・避けましょう・・・ガクッ。」
毎度の事ながら身体を張ったコメントを残し珈琲は倒れた。

「しかし、よくまあ、毎度殴られるネタを作るよのう、お前は」
権三はお茶漬けを沢庵で流しこみながら言った。
「ううう、毎回良く俺らも回復できると思うだよ。」
珈琲はふらふらと立ちあがる。
「そうだ、珈琲、わしアドレス帳の整理を行いたいんだが、何か良いソフトないか?」
「また、何で?爺手帳に書いてるんじゃなかったっけ?」
「いや、ここの所名刺の整理が面倒でな。あとパームを使ってビームで名刺交換をやるとか言う事も今後増えそうだからここらでアドレス帳の整理を思ってな。」
「ふ〜ん、そう言う事なら・・・。」
珈琲は言いつつPrismのアドレス帳割り当てボタンを押した。
「なんじゃ、珈琲。これは?普通のアドレス帳と良く似ているが?」
「これは「Nom502i」と言うアドレス帳置換えアプリで、「CafedePalm」
(http://www04.u-page.so-net.ne.jp/ca2/kaneko/palm/)で公開されとるフリーウェアソフトだよ。実際Palmユーザーの7割(注:ゴンザレスの世界上の話です)はこのソフトでアドレス帳管理をしとるだよ。しかもNM502iって携帯があればアドレス帳の管理もPalmと共有できるって優れものだね。」
「ほう!パームユーザーの7割か。それは入れねばなるまい。時流に乗り遅れてはいかんからのう」
権三は頷き、早速ダウンロードしようとした。
「あ、それ入れるなら、Hackの大本のソフトを入れないと機能が制限されるだよ。」
珈琲がすかさず突っ込む。
「何!?貴様わしにFu○k!と言ったか!!ゴォォォォォォンザレスゥゥゥゥゥゥゥパァァァァァァァンチッッ!!」
瞬間珈琲の身体は事務所の壁に激突した。
「さ・・・作品名、歩行者信号”青”・・・IDOL☆PALMのLokiさん投稿ありがとうございました・・・ガクッ」
随分前に投稿していただいたネタを身体を張って披露し、珈琲は崩れ落ちた。
「まったく!曽祖父に向かってF○ckとは何事じゃ!!」
「ううう、違うだよ〜。ファ・・・じゃなくてハック。要はPalmOS上で追加機能をコントロールできるようにするための機能拡張ソフトの事だよ〜。」
ベタベタのネタを展開しつつ珈琲は立ちあがった。
「何、機能拡張?そんな事が可能なのか??」
「そうだよ〜。HackMaster(http://www.daggerware.com/)とX−Master(http://www.linkesoft.com/english/xmaster/)ってのが今のところ2大巨頭だよ〜。」
「なるほど、そのどちらかのソフトを使えばパームの機能が見事なまでに拡張されるわけじゃな?ちなみに只のザクが高機動型ザクに変るぐらいの劇的な変化が見られるのかのう?」
「・・・んなこたぁねぇよ。せめてRX−78−2がマグネットコーティング加工でG−3に変化するぐらいだよ。」
あからさまにマニアックな権三の問いに、珈琲もマニアックに返す。
「何!と言う事は反応速度がかなり上がって、このニュータイプなわしのGraffity記述やDoc文書読み出しがスピーディーになると言うことじゃな?」
「・・・いや、そう言う事はクロックアップとかの世界なんで、この話でやるかどうか・・・。」
作者でもやった事ないネタを要求する権三に珈琲もたじたじである。
「で、そのハックマスターとエックスファイルってどこがどう違うんだ?」
「X−Master!まったくモルダーとスカリーがUFO探すんじゃないんだから。Hackmasterはその性能には定評があって、今巷に溢れるフリーウェア・シェアウェア共にこれがないとどうにも動かないって物が結構あるだよ。ちなみに5ドルの登録料がいるだね。でX−Masterの方は2000年末に発表されて今も進化を続けるHackmasterの上位互換ソフトだね。こっちはフリーウェア。」
「ふーん、古いものは有料で新しいのは無料か。悩むのう。」
「実際今トライしている人も多いからねえ。PAG−Jメンバーの一人くるくるぱ〜子さんの情夫の百鬼丸さんのトライレポートも参考になるよ。」
「ぬう、これはおもしろい。皆も且目して見るべし。」
権三は誰に言うとなく語りかけた。
「で、動作保証についてはどうなんだ?」
「へ?」
珈琲は権三の意外な問いかけに固まった。
「いや、入れた瞬間にFatalErrorが出てソフトリセット掛かるんじゃやってられんぞ。」
「うーん、X−MasterはHackmasterの上位互換ソフトなんだけど、まだ進化途中にあるものだし、今巷に出まわってるHackソフトは基本的にHackmasterを念頭に置いた作りのはずだからねえ。心配ならHackmaster入れといたら?」
「なるほど、トライしている人の被害が出ているうちはまだエックスファイルには手を出さんほうが良さそうじゃのう。そのハックマスターにしとくか。」
権三は珈琲の提案に頷いた。が、気に入ったのか同じボケを繰返した。
「だからX−Master!!どこの世界にPalmで怪奇現象を追うFBI捜査官がおるだね。」
「ところで、モルダー捜査官ってシリーズ毎に使う拳銃が違うのだ。知っていたか??」
「んなとこまで見てねぇよ。爺自分が所持許可持ってるからって自慢すな!」
ちなみに権三が所持しているのは「SIG/SAUER P232SL(380ACP)」だったりする。
日本警察は同型のP232(32ACP)だったりするそうだが、こればっかりは作者も見た事ないので良くわからない。

・・・と、そこへ交渉に出ていた周防燐が帰って来た。
「先生、これが本日の交渉結果です。まだ2〜3回は相手方に伺いませんと、折り合いはつきにくいと思われます。」
燐の提出した報告書を権三はざっと目を通した。
「ふむ、場合によっては「以降は裁判所でお会いしましょう」とでも言っておけ。向こうはそこまでやれるほど金は持ってないはずだ。」
「わかりました。」
燐は報告書を権三から返してもらうと、権三の言葉をメモした。
「あ、ところで、先生。先般より懸案事項となってます、仕掛屋の件ですが・・・。」
「仕掛・・・、あ、いかん!忘れとった。締めきり明日までじゃぁぁぁぁぁ!!」
燐の問いかけに突如権三は立ちあがり、急ぎ執務室に戻った。
「あーあ、まったくどうしようもないだね。しょうがないから爺のVxにHackmaster入れとくか。」
走り去る権三に呆れる珈琲であった。
「いつもああなんですか?」
「いやー、ポーズかもしれんけどね。今一つ爺の考えは良くわからんだよ。」
珈琲は夕食の準備にとりかかろうとキッチンに入ろうとした。
しかしその動きを燐が制する。
「今日は私が作りますから。珈琲さんは先生のPalmの設定の方をやられてください。」
「はあ、良いんですかね?まあ、そう言うなら・・・。」
珈琲はこういう状況に慣れてないからか、そそくさと権三のパソコンの方に向かった。

さて、キッチンの扉を閉め、水道の蛇口を捻ると燐は徐に電話を入れた。
「燐です。権三は今方針策定に入りました。」
「そうか、随分遅いねえ。ポーズかな?いや、奴の事だ。本気で忘れていたんだろう。明日は君も出てくるのかい?」
燐の報告に金倉は思考を巡らせる。
「わかりません。場当たり的な考えを持ってますので。」
「ふむ。まあ、出てきた時はその時だ。決して知人として振舞わぬ様に。君は意外と顔に出やすい性質だからなあ。」
「馬鹿にしないで下さい。」
金倉のからかいに燐は顔を真っ赤にして答えた。
「ま、明日は出たとこ勝負か歩が悪いなあ。奴は意外とそう言う時につよいからねえ。ま、はっきりした事がわかったら連絡してくれ。手段はまかせる。」
「かしこまりました。」
電話が切れると、燐は蛇口を閉め、夕食の準備にとりかかった。


(第25話終了)


(次回予告)
君達に最新情報を公開しよう!
交渉の場に向かった権三達は、
出たとこ勝負の方針で事に臨んだ。
翻弄されつつも、しかし揺るぎ無い自信を持つ仕掛屋に
権三の作戦は通用するのか?
「超初心者ゴンザレス」NEXT!!
「世代を超えて」


これが勝利の鍵だ!(TAO Note日本語版)

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2001.06.08 掌戦隊サンパムカン 第五話
「赤、青、黄色」

くるくるぱ〜子@くるくるぱ〜む

〜前回までのあらすじ〜
m105 がいつの間にか m105 になっていたけれど、そんなこともうどうでも良いらしい(笑)。今回も手抜きらしい(汗)。


ある晴れた日の昼下がり。
午前中のパトロールを終えたサンパムカンは、とある喫茶店で昼食を取っていた。
まぁ、実はここ、彼らの秘密基地だったりして、マスターが長官だったりするのだがその辺は取り敢えず置いといて。
m105 が食っているのが、やっぱりカレーライスだったりなんかするのもひとまず置いといて。
またもや前回と同じ出だしだなんてこともやっぱりひとまず置いといて。
Vx は言った。

Vx : 「なんかさ、やっぱりダメだと思うんだよな。」

突然の Vx の言葉に、怪訝そうな表情を浮かべながら、IIIc が答えた。

IIIc : 「・・・・・・何が?」

m105 は相変わらず、カレーライスを貪り食っている。
それを横目に、Vx は続けた。

Vx : 「いやね、俺達ってさ、『掌戦隊』じゃん。」

IIIc : 「そうだけど?」

Vx : 「『戦隊』ってやっぱり、赤とか青とか、隊員それぞれが自分のカラーを持ってるべきだと思うんだよ。」

IIIc : 「う〜ん、そうなのかなぁ。」

また訳の分からないことを・・・・・・と、呆れたような表情を見せながら IIIc は言う。
m105 は早くも、3杯目のカレーライスに手をつけた。

Vx : 「絶対そうあるべきだって。なのに俺達ってば、黒とかシルバーとか、三人が三人とも地味な色じゃん。」

IIIc : 「それで?」

Vx : 「だ〜か〜ら〜。リーダーの俺は赤、お前は青、三枚目の m105 は黄色のボディカラーを身にまとうべきだと思うわけ。」

IIIc : 「・・・・・・君がリーダーかどうかって議論はひとまず置いといて、そんなこと言っても、フェースプレートを付け換えられる m105 ならまだしも、僕達はそんな簡単にボディカラーを変えられないよ?」

Vx : 「って、ばかだなぁ、知らないの?Dave Design ってところから、IIIc用のリプレースメントケースが出てて、ちゃんとブルーもあるんだぜ。生産中止になるそうだから今なら在庫処分でお買い得。」

IIIc : 「う〜ん、いくら安くなっているとはいっても、それはコストが・・・・・・。」

Vx : 「俺はPDA工房。ここで真っ赤にペイントしてもらう。」

IIIc : 「だからコストが・・・・・・。」

Vx : 「もちろん m105 はフェースプレートを、黄色はないからシトラスに変えて。」

IIIc : 「君、人の話聞いてないでしょ。」

突っ走る Vx に、少々呆れ気味の IIIc。
m105 は我関せずといった具合に、6杯目のカレーライスをたいらげ、7杯目に手を付けた。
それを横目に、余裕の笑みを浮かべる Vx。
それもそのはず、彼にはこのコスト面の問題を帳消しにする秘策があったのだ。

Vx : 「はっはっは、大丈夫、大丈夫。ね、Pilot長官?」

Vx は、カウンターの中にいる男に向かって声をかけた。
一見、ただの喫茶店のマスターにしか見えないエプロン姿のさえない初老の老人は、何を隠そう、掌戦隊を率いるPilot長官その人である。

長官 : 「ん、なんだ?」

Vx の問い掛けに、Pilot長官はとぼけて見せた。

Vx : 「またまた〜、とぼけちゃって。今の話、全部聞いてましたよね?」

長官 : 「う〜ん、なんのことやら。」

Vx : 「ペイント代と、ケース代と、フェースプレート代。これ、経費で落ちますよね。」

Vx の狙いは、始めからここにあった。
すべてを経費で落としてしまおうというのだ。
しかし、間髪入れずに長官は言った。

長官 : 「却下。

Vx : 「え、ええ〜っ!何でですか〜っ!!別に自分がカッコ良くなりたいとか、それだけで言ってるんじゃないんですよ?カラフルな方が、ユーザーにもアピール度が高いだろうし・・・・・・。」

長官 : 「あのねぇ、『こんな色のPalm、どこで売ってるの?』なんて聞かれたら、お前さんどうするつもりだい?」

Vx : 「うっ・・・・・・。」

Vx は反論できなかった。

m105 : 「・・・・・・ふ〜、ああ〜、食った食った。今日も腹いっぱいだ〜。って、あれ?どうしたの?なんか元気ないねぇ。」

カレーライス8杯をたいらげた、m105 の能天気な言葉が店内に響いた。
どうやら Vx の思い描いた「正しい戦隊の在り方」を実現する夢は、脆くも崩れ去ったようである。

(第六話へつづく)


※「掌戦隊 サンパムカン」と、米Palm,Inc.及びパームコンピューティング株式会社とは、なんの関係もないので、よろしく。

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2001.06.07
〜Palm界でもノキア(ン)とLokiが提携?〜
ダイエット大作戦!(1)」
Loki@IDOL★PALM H”G@ノキアン・パーム
“NokiaとLokiが提携”というニュースが先日、世界中を駆けめぐった。
しかし、その裏で、もう一つのノキア(ン)とLokiの提携があるとは誰も知る由がなかった。 例の報道から数週間が過ぎ、ついに真相が暴かれる・・・(+_+)\バキッ!

Loki Side 01
「道連れを作ろう」

俺(Loki)はある事に非常に衝撃を受けていた。
それは、20世紀最後の年に誕生日プレゼントとしてもらった体脂肪計が、体脂肪率が23%をはじき出し、「太り気味」を表示しやがった事だ。

体重は減少したのに、体脂肪率が下がっていなかったというのは俺らしくない誤算だ。
季節は初夏、もうすぐ水着の季節がやってくる、浜辺で戯れる水着ギャルの季節・・・早急にダイエットせねばならない。我が青春のために。

しかし、豆腐並の堅さを誇る根性の持ち主の俺が、筋肉トレーニングなんて3日も続かないだろう。誰かと一緒にやった方が無難である事は確かだ(希望)。

既に、俺の頭にはある二人の男が浮かんでいた。

ノキアン・パーム」のH”G氏と「掌極道」のくみちょ氏である。

彼らは自分のホームページ上で自らの体型について「ダイエットの必要あり」と告白している。彼らを道連れにしよう(ニヤリ)。

・・・まてよ?
くみちょ、は確かダイエットが順調に進んでいるはずだ。うーむ、なんだか順調に進んでいる人と組むのはちょっと悔しい。

・・・くみちょは却下だ。H”G氏のみを道連れにしよう。
俺は早速VisorDXを取り出して、H”G氏にメイルを書いた。

# H”G殿
# ダイエットで提携しませんか?

ノキア(ン) Side01
「始まりは突然に」

最近大絶賛残業中のパパH”Gである。
残業続きという事は、不規則な食生活であり、食べる時間もまちまちなので、当然脂肪分も身体の中にたまって行ったりするわけだが、それを排出するのは至難の技であるため、やむなく蓄積している次第である。

会社からは体重を落とせと言われるが、ならば残業から開放した上で毎日17:30には帰れる生活にしていただき、同時に地権者対応&毎晩の飲み会三昧からも開放されれば当然の如くストレスがなくなるので体重だって落ちるのであるからして、現在からの職場転換を図れぬ限り無茶な事を言うなと、毎回健康診断のたびに医者に言い返しているところである。

が、そう言う事情を知らない若造から、先般メールがきた。
内容は「一緒にダイエットしませんか?」との事。

Lokiの奴め、冗談にも程がある。
奴の均整の取れたかっこいい体つきと、わしのこのみなぎる脂肪分では、傍目には Lokiが勝つのは目に見えている。

よかろう!この挑戦受けてたってやろうではないか。

幸い、奴は既に均整の取れた身体。これ以上体重を落とそうと運動すれば筋肉がついてかえって体重が増えるはず。
そのアンビバレンツに気付く前に、わしが運動で10キロ程度すとんと落としてしまえば 、わしは勝ったも同然。

え?どうした珈琲君。
1ヶ月で10キロ痩せるのは危険?
死んでまう??

ありゃ。

限度は1ヶ月で三キロ程度。
にゃるほど、どうやら急激に体重を落とすのはかなりデンジャラスらしい。
いやいや、おそるべきLokiの罠よ。
奴めわしの幸せがねたましい様だ(+_+)\バキッ

よかろう。ならばわしは今33%程度ある体脂肪をとりあえず下げて見るとしよう。
まあ、期間は1ヶ月。
そこで何処まで下がるか見た上で、再度このPAG−Jで発表と行こうではないか。

そして、もし仮に万が一わしが負けた場合には、わしは潔く発表から1週間「私はLoki君に対死亡率・・・もとい体脂肪率減少合戦で負けました」とノキアンパームに堂々と書こうではないか。

ただし、運良くわしが勝った場合には、Lokiの奴に「まいりました」バナーを作っていただくとしよう。

さ〜てこの勝負どっちが勝つかな〜ふっふっふ〜。

珈琲「爺、またジジイさんが無謀な事を初めよったよ。」
権三「ああ?奴も最近ストレスたまり過ぎだからなあ。まあ、気の迷いであろう。1週間もしないで音を上げるにきまっとるわい。」
珈琲「まあ、ジジイさん実家に寄生中だからご飯の量も多いだろうし、余程自分で気にしていないとだめだね。それと、ジジイさんの家族は食事中にそういう事でとっとと席を外すのはいやがるようだから、どうなる事やら。」
権三「まあ、適宜展開は発表して行くので、注目されたし。」


Loki Side 02
「目標(ターゲット)設定」

ぬ、H”G氏はかなり大変な状況らしい。
その中、俺の考え無しの提案に乗ってくれるとは、なんて度量のある兄貴なんだ。

よし、Lokiも男だ、老体に鞭打つ(?)H”G氏の覚悟に見合う事をしようじゃないか!

期間は『1ヶ月』、目標は体脂肪率17%をめざして見せよう!

そして、勝利のあかつきには、Lokiの締まった腹(皮算用)で、VisorH"、もといVisorEdgeのポスター(誰か資料下さい)の真似をした写真をノキアン・パームのトップページに堂々と掲載してもらうじゃないか!

負けたら、Lokiがもてる技術を全て投入して、『超初心者ゴンザレス・タクティクス』という戦闘シミュレーションを作ってみせよう!

はっはっは、まぁ、俺が勝つから作る必要ないかな!


「ところでお前ら、この企画にPalmがどう絡むんや?」
「「・・・・以下次号!(+_+)\バキッ!」」
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2001.06.05
パームアイドルを探せ!
No.009 菜々詩さん

ぷぺぽ@あたいのぽ!


パームアイドルを探せとは?
「パームアイドルを探せ」とは、パームに全く興味ない人に、パームを語ってもらうという、全く意味の無い企画である。
対象となるのはパームを全くしらない人、パームに興味のない人
女性の場合、美人に限定します(+_+)\バキッ!<ウソ
(ネタがつきると、おっさんとか、ガキとかが出てくる可能性あり)



雑炊、ぞ〜すい!
ぷぺぽがパームアイドルをごヨウイいたしました!

…ほう?

あっ、雑炊ったら!
さてはぷぺぽがハゲだとおもって、キタイしてないなァ〜。
んもー、コレみたら、マチガイなくハナヂぶーですヨン!

…ほほう?

そりでは、サッソクおひろめなのです!
菜々詩さん、どうぞです!!

…な、菜々詩さん?(汗)



↓菜々詩さんです!


…。
…。


マンガやんけ!ワ〜レ〜!

ブビーッ

イカン、脳天に血がのぼってハナヂでてもーた。





菜々詩さんは、今後
「パームアイドルを探せ!」のマスコットガールとして
活躍するよ〜ヨロシクね〜。

…勝手に決めてるし(止血)



次のアイドルもオタノシミに〜

菜々詩さんは、しろクリ専用てがきメモMemoRu!でかきました。にこぱ。
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2001.06.04 超初心者ゴンザレス 第二四話
「先入観を拭え」
え?ジジイ?改めパパH"G@ノキアン・パーム(仮称)

(主な登場人物)
権田原権三(仮名)・・・本編の主人公。年齢不詳。表の仕事は、え?ジジイ?と同じくネゴシエイト業務関係。あだ名はゴンザレス。気に入らない事があると「ゴンザレスパンチ」等の必殺技が飛び出す。性格は結構横暴。「真のモバイラー」を目指しており、え?ジジイ?をライバル視している。
権田原珈琲(仮名)・・・権三の曾孫。何故「珈琲」と言う名前がついたかは不明。権三の秘書であり、権三の必殺技を受けてもダメージを受けない唯一の人物。何気に権三より物知りかもしれない。
え?ジジイ?(仮名(自爆))・・・携帯電話系&Palm系ダメダメサイト「ノキアン・パーム(仮称)」管理人。表の仕事はネゴシエイター。対行政から対民間まで幅広くこなす。ストレスゲージが上がると「物欲」が発動するそうな。権三との確執は実は訳アリ??
周防燐・・・多方面よりのリクエストにより登場した美人秘書。元々独立のネゴシエイターであるが、ネゴシエイター協会の方針であるOnTheJobTraning(通称:OJT)の一環で権三の事務所で一定期間働く事に。どうも訳アリの様だが・・・!?




ジリリリリーン。
ここは権三のオフィス。
備え付けの電話が鳴る。
「はい、こちら親切丁寧豪腕解決をモットーにしております権田原事務所です。」
昨日から「見習い」扱いでOJT研修に入った周防燐が電話に出た。

「先生、仕事の依頼が入りました。」
燐がメモを持って権三の執務室に入ったが、権三の反応はない。
とある交渉の方針検討に頭を悩ますばかりである。
「あの、先生?」
「ぬう!わからん!!」
「きゃっ!?」
権三が聞こえていなかったのかと思い近づいた燐は、権三がつと立ち上がったため驚いた。
「あれ、燐君。何か用か?」
「い、いえ。先生に仕事の依頼が。」
メモを渡す燐。
権三は受け取ると内容に目を通す。
「ふむ、わかった。予定に入れておこう。あ、それと・・・。」
「はい、何でしょう?」
権三は部屋を出ようとする燐を呼びとめてこう言った。
「先生ってのはどうも性に合わん。やはりコピの様に「爺」とか「権三さん」とかの方がわしはすっきりしていて良いのだが。」
「はあ、努力して見ます。」
燐が頭を下げ、部屋を執務室から出るのを見計らって、権三はため息をついた。
「まったく、コピと比べると勝手が違うわい。どうも間合いがつかめんのう。」
頭をぼりぼり掻くと、権三は再び机に戻った。

「爺、食事の用意が出来たぞ!」
珈琲が燐と入れ違いに執務室に入ってきた。
「この前食べた、九州小倉の焼きうどんを再現してみたけどどうだね?」
先日出張で北九州の玄関口小倉に行った際に、権三と珈琲は焼きうどん発祥の地「だるま堂」(http://www.n-tecmo.co.jp/LINK/kitakyushuu.htm)に行ってきたのだ。
一口すすり、権三は目を見張った。
「お、うまく再現でき取るのう!なかなかの物だ。」
「まあ、ちょっと頑張ったけどよ。ところで、また予定が入ったかね?」
権三の机の上のメモを見ながら珈琲が尋ねた。
「ん?ああ。ま、夫婦喧嘩の調整だ。ありきたりだが子供が不憫でな。」
「まあねえ、実際相続とか調整面倒だし。」
珈琲はPrismに予定を書き込んで行く。
「所詮人間の敵は、最後は人間だよ。」
「まあねえ。ところで、Vxの予定表書かなくて良いのかね?」
ひとりごちる権三に対し珈琲が突っ込む。
「いや、分単位の書きこみが標準だとできんのでな。どうしようか頭の痛いところだ。」
「だったら置換えアプリケーションソフトでやれば良いじゃん。日本語標準でもVxならDatabk3日本語版http://www.pimlicosoftware.com/)(日本語版ローカライザーはこちらでチェック!http://member.nifty.ne.jp/s_tommy/palm/)やActionNamehttp://www.iambic.com/japan/)があるし。どちらも使用には定評があるしDatabk3の場合ToDoも同一画面で表示できるから結構便利だよ。実際これが標準で入ればどんなに良いかと思うけどねえ。週間表示も出来るしToDo表示も細部に渡って出せるから、忘れることないし。」
珈琲は予定表ソフトでは有名な置換えソフトを持ち出した。
「ぐむー、そう言うのもあるんだろうが、何かメーカー純正品以外を入れるのには抵抗があってな。」
権三はどうやらメーカー純正と言う言葉に拘りがあるようだ。
まあ、フリーでもシェアでも、純正でないソフトを自分のPDA等にインストールする事は自己責任の範疇なのだから、確かに権三が不安を覚えるのも無理はない。
「ふーん。それは確かにそうだけど、そう言うソフトからインスパイアされて、改良された標準ソフトってのもあるだよ。」
「何?そう言うのがあるのか?」
「うん、ほらPrismの予定表ってのがこれ。で、Databk3がこれ。」
珈琲はPrismの画面を見比べながら権三に解説する。
「ほう、結構似ておるのう。」
「まあ、カラー版ならActionNameって手もあるけどね。爺好みのエピソードが少ないんだよね、こっちは。」
解説する珈琲を前に権三は目を輝かせた。
「そのDatabk3の方は、何か面白いエピソードでもあるのか?」
「まあねえ。これを使えばゴリラが救えるそうだよ。詳しくはこちらhttp://www.sol.dti.ne.jp/~t-vega/palfoever.htm)からリンクを辿って「パーム航空」(http://palm.org/)の定期便ベスト10第1位を見るべしってところだね。実際これを読んだからDatabk3を使うって考えている人も多そうだし。え?ジジイ?(最近H”Gと改名)さんもこの記事読んだものだからActionNameが出ても、Databk3を使っているね〜。Prismにも入れるって話だよ。」
「ほー、こういう経緯があるのか。まるで「愛は霧の彼方に」を地で行くような話じゃのう。」
権三は感心する事しきりである。
「シガニー・ウィーバー主演の奴だね。あれも実話を元にしているけど、邦題のセンスが最悪でどうしようもないよね。ロマンス物と勘違いして入ったって客も当時いたようだし。実際、洋画の題名はその通りつけとけば良いんだって。」
「いや、まったくだ。最近でこそそういう風潮もなくなってきたが、昔はセンスのなさ過ぎる邦題が跳梁跋扈しておったからな・・・。そういや、これ映画の話だっけ?」
「いや、多分Palm関係の話だと・・・。」
「それならそうと早く言わんか!豪腕粉砕ゴォォォォォォンンザレスゥゥゥゥゥパァァァァァンチ・スクウェアァァァァ!!」
およそ10tの鉄塊を粉砕する権三の鉄拳が黄燈色の光の奔流と共に珈琲を直撃した。
「ぐぎゃふぅ!じ・・・爺だって、のってきた・・・じゃ・・・ない・・・か。ガクッ。」
くず折れるようにその場に倒れこむ珈琲。
権三は「やはり、ただ金を払ってデータを購入するよりも、何かに貢献できる方が徳じゃわい」と言いながら、Databk3を購入すべくVis−A−Visにアクセスした。
その後、権三はVis−A−VisでDatabk3の登録キーを購入する際に、初号機(Vx)のHotsyncIDを日本語登録していたことから一悶着あるのだがそれはまた別の話。


一方・・・
「燐です。権三はまだ方針検討を終えてません。実質的な検討はあと一日はかかると思われます。」
周防燐はどこかへ電話していた。
相手方のくぐもった声が、受話器を通して燐に響く。
「くふふふふ・・・。そうか。まだまとまらないか。それで良い。私の邪魔をされてはたまりませんからねえ。監視を継続しなさい。何かあればまた連絡を入れる様にね。そうだ、今度下関へ行こう。今はふぐがおいしい季節だよ。」
「わかりました。ご命令のままに、金倉様。」
相手に答えると、燐は受話器を置いた。


(第24話終了)


(次回予告)
君達に最新情報を公開しよう!
Databk3のインストールによって
更に強まった権三のVx&TRG。
しかし、権三はPalm使いにとって
肝心なソフトの導入を実は忘れていた。
確かに最近は他にもソフトは出ているが、
やはりこれの恩恵を受けた人は多いはずだ。
「超初心者ゴンザレス」NEXT!
「似て非なるもの」
次回もこのHPでファイナルホットシンク承認!!




これが勝利の鍵だ!(HackMaster)

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2001.06.01
勝負師!プリズム  〜ターフに渡る一陣の風〜
singo@Blank Brain Palm
 売店で買った、ひと舟のたこ焼きを、ふたりでツツく。
「ふぉっ、予想の方法、詳しく教えてくださいよ。虹平さん、あつっ」
たこ焼きを頬張ったまま尋ねる。
「坊や、食うか聞くか、どっちかにしろよ。しょうがねぇな」
「そんなこと云って、おとなしく聞いてるうちに、たこ焼き全部、食っちゃうつもりでしょ?」
「たこ焼きぐらい、もうひとつ買えばいいだろ。坊やが…」
「これも僕が買ったんだから、次は虹平さんが買ってくださいよ」
「俺はいろいろ教えてやるんだぜ。授業料がたこ焼きひとつじゃ、安すぎるくらいだ」
「まだ、なんにも教えて貰ってませんよ。教えてくれたら、買ってあげますから」
「よし。たこ焼き、忘れんなよ」
「ホントに、このひとの弟子でいいんだろうか?」
 虹平に聞こえないぐらいの、小声でつぶやく。
 胸に一抹の不安がよぎる、坊やだった。

 Prismをポケットから取り出す、虹平。
「まずはこいつにデータを入力する。競馬の予想紙とかスポーツ新聞から、馬名を基準に血統・騎手とか事前に分かってる情報を片っ端からJFileProに入力していくわけだ。俺の場合、JFeditProでデスクトップから入力してるけどね。CSVファイルをコンバートしてもいいし、いくつか方法はある」
さりげなく、たこ焼きをつまむ虹平。
「ちょっ、なにしてるんですか。オトナゲないなぁ」
「ここからが肝心だ。入力した各項目に対して評価をつけていく。血統が1番良さそうな馬なら、そのフィールドの先頭に"a"2番目は"b"…ってな。全部の項目を評価し終えたら、今度は各項目の見出しをタップしてSort:Normalと。そうすると評価の高い馬は上位にくる。見出しの数だけ繰り返して、上のほうに、いつもいる馬を選んで馬券を買う。完璧だ。名づけて虹平式予想…」
「なかなか、論理的じゃないですか。それで勝率はどれくらいなんですか?」
「まだ1度も、ハズしたことはないぜ」
 ……1度も当てたこともない。この方式を用いるのは、今回が初めてなのだ。しかし、そんなことはワザワザばらす必要はない。ウソをついたわけではないし…。
「まぁ、今回は虹平式予想に、頼るまでもないけどね」
「どうしてですか?」
「今回は一頭、メチャクチャ強い馬がいるんだ。アホノホマレ。間違いなくコイツがアタマで、ガチガチのテッパンだから、あとはヒモ探しだな」
「え〜と、僕にもわかる言葉に翻訳すると、アホノホマレが一着で間違いないから、二着の馬を探すってことですか?」
「まぁ、そんなトコだ。アホノホマレを連軸に相手を探す、っていう云いかたもある」
「それはそれで、理解不能ですが…」
「なんとなく理解できればいいさ。やべっ、そろそろ出走時間だぜ」
「馬券は、もう買ってるんですよね?」
「アタリマエだ。出走前は窓口も込むからな。さっさと決めて、さっさと買う。せっかく予想しても投票を締切られたりしたら、悔やんでも悔やみきれないぜ」
 ふたりは立ち見スタンドに向かった。本場馬入場も終わったようだ。一頭、また一頭とゲートに、すい込まれる。

 15万を超える観客の歓声が起こる。ゲートが開き飛び出す18頭の馬。一瞬、訪れる沈黙。そして、歓声は悲鳴に変わった。

 虹平は自分の目を疑った。アホノホマレが騎手を乗せないカラ馬のまま、トコトコと歩いているのだ。
振り落とされた騎手は、幸い軽い怪我で済んだようだ。
「見ました、虹平さん。あの馬、ひと載せてるのが、重かったんですかね?」
 能天気な坊やの言葉を聞きながら、頭を抱えてうずくまる虹平だった。

〜終わり〜

記念?|∧TOP>FILEINDEX>>HOME 【10万ヒット記念?】

PAG-Jクイズ(2)!

私は誰でしょう??

↓まずは最年少F1レーサー時代です。↓



↓その運動神経を買われてのヒーロー時代です。↓
まだわからないかな?





ふっ かもね?


暴走レーサー?


エッ?ワタシ?


昔のことでござる


ジンジャー
この中にいるぞ!


どうでしょう?みなさん、わかりました?

最後のヒントを出です!これならどう?


ちょっとオメカシして、仲良し兄妹




これ以上のアップは無理かな?


正解がわかった方はこちらまで

pagj@somethingfine.com


正解者の中から抽選で1名様に
PAG-J特製ウ○コ うちわ(Upup画伯製)2枚プレゼント!
前回は正解者ゼロで、一枚積み上げです。
そして、今回は「あほな豪華記念品」進呈!
(これはマジ!!!)





(+_+)\バキッ!

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2001.05.29 超初心者ゴンザレス 外伝
「珈琲の休日」

え?ジジイ?改めパパH"G@ノキアン・パーム(仮称)

とある休日。
珈琲は、埼玉県某所にある自宅から、権三にばれないようにこっそりと京浜東北線で秋葉原にやってきた。
「・・・まったく、いつもいつも爺の奴余計な騒ぎばかり起こしやがって。おかげで俺らまでとばっちりを受けただよ。」
実は珈琲はいつも新宿界隈の電気街で色々とPDA関係の情報を仕入れていたのだが、権三がPalmを手にして後新宿界隈の電気街で毎度毎度一悶着(店員の態度が悪いと一喝する・自分の欲しい商品が入ってこないと店員の襟首を捕まえて脅す等々)を起こす事から、大抵の店は出入り禁止になってしまったのだ。
そのとばっちりで、曾孫である珈琲も出入りを止められてしまったのだ。
よって、たまの休日に、珈琲は「新宿にはしばらく行けないのだから」と噂の秋葉館PDAに行く事にした。

「まったく。たまたまPAG−Jに投稿したら、心あるお二方が一緒に見に行ってくれると言う事になったからいいけどよ、そうでなければ「超初心者ゴンザレス」本編は俺らによるネタの裏取りが出来なくなって、滅茶苦茶な話になるだよ。」

珈琲は自分の言葉にうなづきながら歩いていた。

「おまけに頼みの綱のジジイさんはパパH”Gって改名してから「スーパー親ばか」になっちまったから使い物にならんしなあ。この前も電話したら30分間「聡子が5時間起きてた」とか「聡子の泣き声が愛しい」とか、およそ交渉相手がみたらあきれるくらいのでれでれ顔だよ。まいっただね。あれじゃ、子供が苛められたら多分相手に生まれてきた事を後悔させそうだね。おまけでその学校の教師も事故か何かに見せかけて処分しそうな勢いだねえ。困ったもんだ。」

言いつつ珈琲は秋葉原の中央通を歩く。
ふと歩みをとめた。
「神輿か・・・」
見ると、丁度その日は近くの神田明神の本祭で、2年に1度神輿が担がれるのであった。

「昔は良く担いだよなあ。肩当がないと、持ち手が肩に食い込んで痛いし、翌日はとても仕事なんてできなかっただよ。」
言いつつ見ていると、不意に後ろから肩を叩かれた。

「珈琲さん久しぶり」
「靖之介さんじゃないですか。すみません、お呼び立てして。」
「いやいや、拙者も秋葉館PDAには興味があったでござるから。」

手のひら侍靖之介と合流した珈琲は一路秋葉館PDAに向かった。

秋葉原の東京三菱銀行から中央通沿い信号一つ目を左折してすぐのところにある秋葉館PDAは、まさにPDAの宝庫と言って良かった。
ありとあらゆる所に、PDAや関連商品が所狭しと並んでおり、しかしそれは客が見やすいように配置されているため、必要なものを迷うことなくゲットできるレイアウトとなっており、珈琲は入店してすぐ、何処に何が置いてあるかを把握する事が出来た。



「ほほ〜、これはなかなかしっかりした店ですな。TRGProもカスタマイズできるようでござるな。拙者のTRGPro(E)もフラッシュロムを4MBにしたいのでござるが、ニ週間も手放すとなると仕事に支障が出るでござるよ。困ったものでござる。」
「うちの爺みたいにセカンドパーム買えば良いんじゃないかね?m105なんて結構お勧めだども。ほらここフェイスプレートのカスタマイズもやっとる様だよ。」
珈琲の悪魔のささやきに心がゆれる靖之介。
と、そこにぱ〜たろがやってきた。

「やは、遅れてごめん。」

しかし、珈琲と靖之介は店頭に並べられたPDAに夢中になっていた。



「あ、靖之介さん、ipaqありますよ。いやー、思ったより大きいですね。このipaqって。なんか森前首相や鳩山民主党党首が持っているとかなり小さい様に見えるんですけどね」
「いや、珈琲殿。ここに英語版m500があるでござるよ。ほほー、なかなかなめらかでござるな。この手書きメモは。うーん、敵ながらあっぱれ。拙者はHandEra330は見送る所存だが、これはこれで結構いいでござるなあ。」
「いやー、そうですねえ。J−OSを搭載してもPalm.Netは使えないでしょうけど、最近英語版も気になってますからねえ、うちの作者も。」
「え?パパH”Gさん英語版にも手を出すの?無謀な勇気がありますなあ。」
「あ、ほら丁度うまい具合にPalmOS3.5英語版のCD−ROMも売ってますよ。これなら改良強化新型Workpad計画も発動できそうだなあ。」
「なんです?その改良強化新型Workpadって?」
靖之介がさらに聞こうとしたところで、ぱ〜たろが割り込んできた。

「も〜、英語版OSは3.3の方が安定してるしフリーで手に入るからそっちの方が良いかもよん。でもどっちにしても自己責任の範疇の話だからあまり軽率にやらない方が良さそうよん。」
「あ、ぱ〜たろさん。お久しぶりです。」

背後に居たぱ〜たろに気付いた珈琲が挨拶する。



「お、英語版m500があるじゃない。結構おすすめよん。思ったよりVx系のケースも使えそうだし。珈琲君もこれ買ってみたら?」
「うーん、ぱ〜たろさん言うとおりなんすけどねえ。しかし、うちの作者も結構小心者で、新婚旅行で買ったルイ・ビトンのVx専用ケースが対応していないと買う気になれないそうですよ。」
「ちっ、臆病者め(^ー^)ところで、珈琲君、中村屋の新作ケースは持ってきてくれた?」
「あ、忘れました。こぴちゃぁぁぁぁぁんぴぃぃぃぃぃぃぃぃんち!」
「なに〜!わしが何のために出てきたと思っているんじゃ〜。フルゥゥゥゥゥゥツ・ポォォォォォォォォォンチッ!!」
ぱ〜たろの必殺技が珈琲を襲った。
「ぎゃふ〜ん。甘ったるい味が口の中いっぱいに広がるザマス〜。」
お約束どおり吹き飛ぶ珈琲。

「ちっ、使えん奴よ。靖之介さん、そろそろ昼食にしませんか?」
「あ、もう14時でござるな。」
「近くに評判のラーメン屋があるからそこへ行きましょう。」

復活した珈琲を連れ、一行はイケショップ本社近くのラーメン屋「玄」に入った。

「ほ〜このラーメンいけるでござる。」
「珈琲君結構うまいでしょう。でも何故メニューに秋田の言葉が入っているんだろう?」
「店主が秋田出身なんじゃないすかと、俺ら思うだよ。」

淡々とラーメンをすすりながら会話する三人。

ラーメンを食すと、近くの珈琲館でアイスコーヒーを飲みながら、だべりんぐ時間に入った。
なお、その内容は今後のPAG−Jのネタに直結しているためここでは秘密とさせていただく(+_+)\バキッ!


さて、帰宅の門限が近づいたたため、珈琲はぱ〜たろさんと靖之介さんにお礼を述べ帰宅の途についた。
と、その時、ソフマップから見慣れた顔が出てきた。
「おー、珈琲君じゃないか。」
「げっ!ジジイさん。一体何してたんです?ソフマップで??」
「いやー、この頃出張が多くなってな。出張時のHP更新や出先で買ったCDをATRAC3に変換してしろクリに入れてエンジョイするためにVAIOPRG-C1VR/BPをゲットしたのだよ。」
「奥さん御存知なのだかね?」
「ふっ、珈琲君。エッジナックルは好きかな?」
「わかっただよ。俺らそれ以上多くは聞かないだよ。」

相変わらず物欲道を邁進するパパH”Gに「いつか天罰が下るだろう」と思いながら、珈琲はJR秋葉原駅に向かう人ごみの中にまぎれていった。
久々の休日もこれで終わり。
久々に一人で電気街を散策した事に満足しつつ珈琲はいつしか帰りの電車の中で転寝をしていた。

・・・その後、権三が秋葉原に目をつけ、波乱が巻き起こるのだが、それはまた別の話。



SpecialThanks To 「秋葉館PDA」さんぱ〜たろさん靖之介さん

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2001.05.25
大公開「PAG-J ADVENTURE」
ハグレFlasher Loki@IDOL★PALM


LokiがFlasher人生を賭けて作ったネットワークゲームだぴょん。
良い子は1時間に15分ほど目を休めてね。Lokiとの約束だよっ♪
(※Flash Plug-inが無いと見れません〜、もうしわけねぇ〜)


PAG-J ADVENTURE
これを見ずに死ねるか!

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2001.05.24 超初心者ゴンザレス 第二三話
「ケースと手帳」
パパH"G@ノキアン・パーム(仮称)

(主な登場人物)
権田原権三(仮名)・・・本編の主人公。年齢不詳。表の仕事は、え?ジジイ?と同じくネゴシエイト業務関係。あだ名はゴンザレス。気に入らない事があると「ゴンザレスパンチ」等の必殺技が飛び出す。性格は結構横暴。「真のモバイラー」を目指しており、え?ジジイ?をライバル視している。
権田原珈琲(仮名)・・・権三の曾孫。何故「珈琲」と言う名前がついたかは不明。権三の秘書であり、権三の必殺技を受けてもダメージを受けない唯一の人物。何気に権三より物知りかもしれない。
え?ジジイ?(仮名(自爆))・・・携帯電話系&Palm系ダメダメサイト「ノキアン・パーム(仮称)」管理人。表の仕事はネゴシエイター。対行政から対民間まで幅広くこなす。ストレスゲージが上がると「物欲」が発動するそうな。




「ぐわっちっちぃ〜。」
朝も早くから、権田原家に大声が上がる。
その声は、隣家の犬が突如吠え出すほどだ。
声の主は、言わずと知れたこの家の主、権三である。

「また、何だね朝っぱらから。また愚にもつかない必殺技の練習かね?」
権三の声に眠りを妨げられた珈琲がのっそり居間に現われた。
「ふあ〜。まったく朝の5時だよ。もうちっと寝かせてくれよ〜。」
眠い目をこする珈琲とは対照的に権三は元気そのものだ。
「ばか者!早起きは三文の得と言うではないか。早起きした分すばらしい朝日を拝めるぞ!!」
「それはそうと、朝から火傷かね?」
見れば権三の手はちょっとした火ぶくれを起こしていた。
「うむ。どうやら今度の必殺技は、金属ケースでないと効力を発揮しない反面、かなりの高熱を発してしまう様じゃのう。」
「もしかしてこの前の乾電池ショートでひらめいたかね?」
「まあ、そんなものだ。さて、仕事に行くか。」
珈琲の突込みをものともせず、権三は寝室に着替えに戻った。

「まあ、ここではあんまり必殺技の事言わん方が良いだよ。ただでさえ爺は浮いた存在だに。」
珈琲がたしなめる。
場所は変わって、ここは日本ネゴシエイター協会本部。
月に一度の定例会出席のため、権三はやってきたのである。
確かに、権三が凄腕のネゴシエイターである事に変わりはないのだが、相手が悪辣非道であればあるほど豪腕でねじ伏せるものだから、裏では溜飲を下げる関係者も多いものの、表向き「詫び状」だの「始末書」だの処理すべき事項がだんとつに多いのも事実である。
事実権三についてのネゴ協会のデータには、彼の事を「別名:始末書大王」と備考欄に書くほどである。
また、備考欄にはもう一つ別の名前が記載されているが、これは後の話で明らかになる事であろう。

「いやいや、コピ君。出る杭は倒れると言うではないか。優秀であるだけにその分怪我も増えると言うものよ。」
「それを言うなら出る杭は打たれる!まったく、始末書を書く俺らの身にもなってほしいものだよ。いくら協会顧問と同格だからって、爺も一介のネゴシエイターである事に変わりはないんだから。」
珈琲はこれまで書いた始末書を思い返しながら言った。
しかし・・・。
「コピ、お前、肝心な事を忘れ取るぞ。」

「何だね?」

「ネゴシエイターは依頼人あっての仕事だ。依頼人がそれで溜飲を下げるなら良いではないか。」
権三はにやりと笑う。
珈琲はかぶりを振るばかりである。

さて、定例会の席上参加者各人の業務内容の中間報告や対処方法、参考意見などが発表される。
最初に発表したのは最近協会に加盟した「周防燐(すおうりん)」と言う女性であった。
「ほー、最近は女性のネゴシエイターも増えてきたのう。昔はやりたくない職業の第1位に上がっていたものだが。」
「それだけ就職難なのかもよ。しかし、弁が立つねえ、あの燐って人。」
権三のつぶやきに珈琲が突っ込む。
しかし、権三はあまり良い顔をしなかった。
「それだけの事をやってる様ではあるが、仕掛屋(注:造語・権三達と対極に位置する非合法の交渉人の事。大した仕事もせずに高額の料金を請求するなど評判は良くない。)との付き合いも噂されている。元々そちらの出との噂もあるそうだ。弁は立つがその分理屈屋らしい。確か今月はジジイの番だったな、可哀相に。わしもそういうの好かんけど。あいつもそういう女性は好きじゃないからな〜。今からあいつの苦労する姿が目に浮かぶようじゃい。」
言いつつ、権三は要点のみ初号機(Vx)のメモ帳に書き込み、議事録そのものは珈琲にメモを取らせると言う形を取っていた。
その会には権三のライバルである「え?ジジイ?」も出席していたのだが、彼は目新しい黒の革ケースの中のメモ帳に議事メモを取っていた。
「ん?妙だな。奴もパーム使いの筈。何故メモを取っているのだ?」
疑問に思う権三であった。
そんな権三に気づかず、ジジイは議事の詳細をメモに取りつづけた。

「おい、ジジイ!お前がさっき使っていたのは何だ?」
権三は定例会の終了後、帰ろうとするジジイを呼びとめた。
「おや、権三さん。何か気になる事でも?」
「とぼけるな。お前会議中にパームじゃなくてメモ取っとったろう。それも洒落たケースに入っている奴。」
「ああ、あれね。」
ジジイは思い当たる節があったのか、黒のナイロンデイパックから黒革のケースを取り出した。
形は半円。持ちやすいようにハンドルが底部に取り付けてあった。
「なんじゃ?これは??」
「これはウルトラ・ハードケースでおなじみの国立商店http://www.kawaya.com/)とデザイナー工房のDANCRAFTがコラボレートした「XTRAPalmオーガナイザー」ってやつでな。わしの知る限りビジネスマンとかスーツ着て働く職業に従事するものなら、持ってしかるべき代物じゃな。」
「ほう?コーチのプレミアケースと似たコンセプトだな。」
権三はジジイからXTRAケースを受け取ると、中を見た。
「ベルクロ止めではないのか!?」
「ああ。革の細紐で固定しているのだが、A5ミニ版の六穴ノートもつけられるから、会議の内容はメモ帳に記録して、後で要点を自分のPalmに記載すればわかりやすくなるぞ。」
ジジイは興奮した口調で話し掛けた。
彼がこう言う風に語る時は必ず「買い」だと勧めているのだ。
「ほほう、そんなものか。しかし、わしはパーム使いだからメモを取るのはどうも潔くなくてなあ。」
「まあ、物は考え様だよ。メモはファイロファックスで取って、PalmはPalm用のケースを持つって手もあるしな。」
渋る権三に畳み掛けるジジイ。
「知ってるぞ〜、お前TRG買ったんだってな。」
「ほう、知っていたか。」
「ああ、OA館の店員は馴染みでな。」
ジジイの言葉に権三は頷いた。
「なるほど、あそこはお前のテリトリーだったな。で、弐号機(TRG)について何かあるのか?」
「ああ、あれ、専用ケースがほとんどないんだよ。自由度が効いてなおかつ使いやすい革ケースを探していくと、実はほとんど種類がないのだ。」
「何?」
「わしも今探しているところだがな。Xbarrを収めるホルダーもつくようなケースとなると、まずないな。」
ジジイの言葉に権三は衝撃を受けた。
「まあ、Palmってのは手帳の延長線にあるものだから、そのまま持ってたっていいが、やはりケースがあると違うぞ〜。丁度良い、ここに中村屋のTRG専用ケース(注:2001年2月現在在庫切れだそうです)がある。やる。」
ジジイはそう言うと、ナイロンデイパックの中から茶色の革ケースを取り出し、権三に渡した。
「え?良いのか?」
「まあ、詫び料代わりだ。受け取っとけ。じゃ、また次の定例会で。」
あっさりと去っていくジジイを見送る権三であったが、やがて事の真相に気づいた。
「まさか・・・あいつ!?」
追いかけようとする権三を呼び止める声がした。
ネゴ協会の事務員である。
「権田原さん、え?さんが一ヶ月ほど長期の交渉業務に入るので、代わりにOnTheJobTraning(通称:OJT、実地訓練の総称)の講師をやっていただきたいのですが。」
「・・・やはりか。ジジイの奴。いつか張り倒す!それで、OJTの相手は?あれは任命1〜2年目の新人だろう?」
「ええ。あちらで珈琲さんがお話している方です。」
「何?」
権三が珈琲の方を見ると、そこにいたのは、先ほど権三が気に食わないと思っていた周防燐その人であった。
「宜しく御願いします。」
頭を下げる燐に、軽く会釈する権三であったが、正直今まで珈琲以外の人物の講師をした事がない事にひどく不安を覚えた。
が、とりあえず顔に出すことなく、OJTの打ち合わせを手短に終えると権三と珈琲は協会を後にした。
何せオフィスは基本的に権三達の第2の住処である。
それだけ「汚い」のも事実であった。
当然掃除は必須である。
「まったく、ジジイが逃げよって!!」
「それ以前に普段からきちんと片付ければ慌てなくて良いだろうに。」
「余計な事を言うな!ゴォォォォォォンンザレスゥゥゥゥゥゥパァァァァァァァァァンチッッ!!」
測定不能な威力を誇る権三の鉄拳が、珈琲の脳天を直撃した。
「ぬぐぅはばぁっ!やっぱり女性が来る前に慌てないように・・・普段から部屋はきれいにしておきましょう〜〜〜ガクッ。」
倒れる珈琲を引きずりながら、権三は一路事務所に向かって邁進した。



一方、打ち合わせを終えた周防燐は、持っていたPHS−J80で、電話をかけた。
「あ、周防です。」
「おやおや、定例会は早く終わったようだね。予定通りだったろう?」
燐の電話の相手は、粘着質の様な声で語りかけてきた。
「はい、全てはシナリオ通りです。え?ジジイ?への接近は出来ませんでしたが、権田原の事務所に明日からしばらく入る事に。」
「う〜ん、す・べ・て私の予想通りだね〜。うんうん。まあ、私以外の人間の講義なんて君には苦痛だろうけど、これも私のためだ。がんばってくれ。」
「はい、わかりました。」
恍惚とした微笑で答えると、燐は電話を切った。


(第23話終了)


(次回予告)
君達に最新情報を公開しよう!
OJT講師となっても権三の忙しさは変わらない。
しかも、標準ソフトである予定表では表示不可能な
時間の仕事が入った事に悩んだ挙句、
権三はついに自分の初号機(Vx)弐号機(TRG)に
置き換えアプリを入れる事を決意する!
「超初心者ゴンザレス」NEXT!
「先入観を拭え!」
次回もこのHPでファイナルホットシンク承認!!



これが勝利の鍵だ!(Databk3&ActionName)


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