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2000.12.01 Palmの世界 その4
【昼下がりの給湯室】
(ますだあきら@Palm/Pilot Race)  


これまでのあらすじ:
あやうく道を外しそうになった Visor子を止めたのは、彼女にそっと想いを寄せている m100夫であった。
そして、真実を報された Vx夫は自暴自棄に陥り夜の街を彷う。
雨の振り始めたネオン街に、彼の叫びが響いた。

 昼食を済ませた Visor子は、オフィスから少し離れたところにある給湯室にいた。カップに熱湯を注いで紅茶のティーバッグを浮かべる。

「やあ」
 突然、そこに現われたのは・・
「モノクリ夫さん・・」
「入って行くのが見えたんでね」モノクリ夫(ワル) はそう云う。

 Visor子は、半分無視するようにして、カップを手に給湯室を出ようとした。その腕をモノクリ夫(ワル) がつかむ。
「なんですか。なにか用?」
「ああ、そうだな・・ いろいろ、ウワサは聞いてるよ」
「なっ、アナタには関係ないでしょう!」
「そんなことはないサ。狙っていた席が空いたんだから」
「・・・そんなこと云って、アナタ Prism子だけじゃなくて、Platinum子にまでテを出してるらしいじゃないの」

「ははは、それこそ根も葉もないウワサってやつだよ。ボクにはそんな後ろ暗いところは無いよ」と嘯く(うそぶく)。
 そして、握っていた Visor子の腕を、さらに、ぎゅっとつかむ。
「所詮、カラーはカラー同士、ヨロシクやってるさ」CLIE夫たちのことを云っているらしい。
「ボクらはボクらで楽しまないかい?」
 必死であがらおうと、手を振り払おうとするが、いけないと思いながらも、つい彼女は彼のジョグダイアルに目を奪われてしまう。そして、CLIE夫との官能のイメージが蘇える。モノクリ夫(ワル) はそれを承知の上で、彼女の手をそっと自分のジョグダイアルに当てて・・
「ホラ、これがいいんだろう?」
「そ、そんなことない・・」と云いながらも、動けない Visor子。
 カップが床に落ち、砕けた。

「じゃぁ、今夜7時、居酒屋『掌極道』で待ってるから」そう云い残して、そこを出て行くモノクリ夫(ワル)。
 残された Visor子は剥がれされかけた保護シートを直しながら呆然とたたずむ。

 そのとき、廊下の隅で「これは使えるわ」とコブシを握り、二人の会話を聞いていた者 がいた。
 それは・・・

(つづく)

予告:
二人の会話を立ち聞きしていたのは・・
Visor子は悩みながらもつい、待合わせの場所へと来てしまう。しかし、そこで予想外の場面に直面することとなる。
失意の Vx夫は何処へ行くのか?
そして、登場するのかっ、あの男は!

待て、次回っ!

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2000.12.05 
ああっ、買っちまったぁぁぁぁぁ
(T^T)クゥー 〜え?ジジイ?の場合〜
(え?ジジイ?@ノキアンパーム(仮称))  



時折、人は間違いを犯す。それが例え、理性ではわかっていても、理性を凌駕する本能の前では、人の意思は無力である。「人間と言うもの、善事をなしつつ悪事をなす」悲しい生き物なのでしょう。さて、ここにも一人、善事をなしつつ悪事を成すものが一人・・・。


ええ、あっしの事です。
こんばんは。え?ジジイ?@ノキアン・パーム(仮称)です。


11月28日は、私のバースデーでした。とうとう30になりました。
また、11月28日はバイザープリズムのハンドスプリングジャパンでの予約直販開始の日でもありました。


・・・で、その前の日に、あっしは月刊アスキー1月号の機長のコラムを見て(と、言うより以前乱入させていただいたパクスポ三次会での機長のお話に)感動しておりました。


「素晴らしい!そんな友情話が日本語版PalmOS作成の影にあったのか!ロブさんってめちゃめちゃ素晴らしい人ですやん。そんなロブさんが頑張ってるハンドスプリングを応援せにゃ、日本語版Palmユーザーの端くれとして、いや人間としてあかんですやん!!良いか、買うのだ!!後がないと思え!!!」なんて感じで。


・・・ええ、押してしまいましたとも。
プリズム日本語版(+_+)\バキッ
しかもATOKセット(+_+)\バキッ


「あっしの誕生日にハンドスプリングが予約開始するなんて、これはまさに天佑。Palmの神(ゴッドでも可(+_+)\バキッ)があっしに「ハンドスプリングを応援しろ」と命令しているに違いない」なんてストーリーまで勝手に作りました。

※その後PalmMagazineVol.3にて、本当にそれに近い記事がP114にあって。偶然とはいえびっくりでした(+_+)\バキッ!


でも購入手続をする際に、実は会社の仕事を持ちかえっててそれと同時並行で行なったのは秘密(+_+)\バキッ

※いや〜、かみさんが背後にいたのでヒヤヒヤもんでした(^^;; ヒヤアセ


・・・本当は分かっているのかもね。ストレスがたまると買い物に走るって事('−')エヘ

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2000.12.06
 難解なメール
Upup@Upup Palm Load!


ある日の昼下がり・・キッカイなメールが届いた
ちょうどHPで呪われた自分を書いていた頃です・・・


こんなメール・・・・・

なにいっとりゃ〜す。おみゃ〜みた〜にゃつきゃ〜かたしとったらよ〜ぉ、こわけてまうにきまっとるがね。

 え〜きみだぎゃ〜、ほんなもんお〜じょ〜こいてまうのはしょ〜にゃがね。
ぷりずむらたゆう、はくりゃ〜もんこ〜てきてなぶっとるで、こわけてまうにきまっとるがね。
 はくりゃ〜もんは、すぐこわれてまうだが〜。ないじぇる・まんせるたらこく、えふわんのうんてんしゅなんかにゃ〜、はくりゃあもんはすぐこわけるって、しらんもんだでよ〜、ふぇらーりのあくせるふみすぎて、すずかのぴっとまえで、えんここいてまったのしっとりゃ〜す? 
 はくりゃ〜もんはよ〜ぉ、で〜りゃえりゃ〜さまがつかうもんだで、おみゃ〜みた〜なへみた〜にゃもんがなぶったら、こわけるにきまっとるがね。

 こわけてまって、お〜じょ〜こいたときにゃ〜よ。そこのき〜にゃ〜ぼちをまわしてよ〜。あきゃ〜ぼちをおすとなぁ、で〜ら〜あつ〜おゆがでてまうだがね。やけどせんよ〜にき〜つけなあかんよ。おろなみんCもあるでよ。きんととみた〜によ〜ぉ、あっぷあっぷこいとったら、せつにゃ〜だけだが〜。

 んな、こわけてまったもん、どんだけなぶってもにゃ〜、なおらせんよ。
そんなもんなぶっとるくりゃ〜なら、おおすにいって、やばのとんかつくっとるほうがどんだけえ〜かわからんにぃ。
 こわけてまったもんわにゃ〜、みちにほかってまってな、とよたのくるまでふんだってみぃ、で〜ら〜きもちえ〜に。くるまもっとらせんなら、けったでふみたおそまい。えれ〜おそぎゃ〜けどなぁ。じょしでぃやこ〜じのへるすいくより、ぜってゃ〜きもちえ〜に。いっぺんやろみゃ〜。

くみちょだぎゃ、しっとりゃーす?

Upup「なんだこりゃ?
そりゃ確かに呪い呪いって騒いでいたけどさ。
いったい何語やねん?誰やろなぁ??
そや!
Fatalくんに聞いてみよ!」


Upup「ちゅうことですわ、わかりますか?」

Fatal博士「クヒクヒ・・モチロンデス。ココアル、ナゴヤベンカンゼンタイオウマ
シーンデカンタンニヘンカンデ キマス。ヘンカンシマスカ?」

Upup「当たり前や、こんなん気持ち悪いデ。よろしゅう頼んます」

Fatal博士「コウカイシマセンネ。インストール・カムカム・・・」

ギガガガーッピーピーピーピ−ロロ〜リッ!

Fatal博士「カンリョウデス。イチド’リセット’シテクダサイ」


何を言っているのですか。あなたみたいな使い方をしていたら、壊れてしまうに決まっています。

 いい気味ってやつですね。そりゃ困惑するのもしょうがないでしょう。
 プリズムとかいう外国製品を購入して使うから壊れてしまうのはあたりまえでしょう。
 外国製品というのはすぐに壊れてしまうものです。ナイジェル・マンセルとかいうF1ドライバーは外国製品がすぐに壊れることをしらなかったので、ついフェラーリのアクセルを踏み過ぎてしまい、鈴鹿のピット前でミッショントラブルを起こしてしまったのをご存知ないのですか? 
 外国製品というのは身分の高いお方が、お上品にお使いになるものですから、あなたようなどうしようもない野郎が使ったら壊れるに決まっています。

 壊れてしまって困っまったときにはですね、そこの黄色いボタンを回してから、赤いボタンを押すと非常に高温の熱水が出てしまいますからね。火傷をしないように気をつけないといけません。ハヤシもあるでよ。金魚みたいにアップアップしていては情けないじゃぁございませんか。

 あのねそんな壊れてしまったものどれだけ使い倒してみても直るものではありませんって。
そんなものを使うくらいなら、大須に出向き、矢場の串カツでも食しているほうがどれほど素晴らしいことでしょうか
 壊れてしまった物は、道路に捨ててしまい、トヨタの自動車で踏んでごらんなさい、誠に気持ちのよろしいもんでございますよ。車をお持ちでないなら自転車で踏み倒しましょうぞ。ちょっと恐っすけどねー。女子大小路のヘルス行くより、絶対極楽極楽ぅぅ〜です。一度やってみません?

組長だよん知ってる?


ぐえっ!組長からやん!

ピーピーピーピー!ガーガーガー
ドッカーン!


おあとがよろしいようで・・・・

女子大小路って?(+_+)\バキッ!! 

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2000.12.07 「超初心者ゴンザレス」
 初回予告
え?ジジイ?@ノキアンパーム(仮称))  



君達に最新情報を公開しよう!

Palmを買ったは良いけれど、未だにパソコンと接続できないユーザーは数多い。また、「メモリが少ない」と折角のPalmを中古市場に売りに出し、新たにザウルスやPocketPCに乗り換えてしまうユーザーも多いと聞いている。

そんなユーザーの為に、PAG−Jメンバーの中でももっとも初心者に近き者(注:自称)「え?ジジイ?」がPalmの面白さを伝えるべく新たなストーリーを開始する。

新企画「超初心者ゴンザレス」第一話「紙と電子手帳と」
次回もこのHPでファイナルホットシンク承認!!

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2000.12.08 「超初心者ゴンザレス」第一話
 「紙と電子手帳」
え?ジジイ?@ノキアンパーム(仮称))  


超初心者ゴンザレス
(主な登場人物)
権田原権三(仮名)・・・本編の主人公。年齢不詳。表の仕事は、え?ジジイ?と同じくネゴシエイト業務関係。あだ名はゴンザレス。気に入らない事があると「ゴンザレスパンチ」等の必殺技が飛び出す。性格は結構横暴。「真のモバイラー」を目指しており、え?ジジイ?をライバル視している。
権田原珈琲(仮名)・・・権三の曾孫。何故「珈琲」と言う名前がついたかは不明。権三の秘書であり、権三の必殺技を受けてもダメージを受けない唯一の人物。何気に権三より物知りかもしれない。
え?ジジイ?(仮名(自爆))・・・携帯電話系&Palm系ダメダメサイト「ノキアン・パーム(仮称)」管理人。表の仕事はネゴシエイター。対行政から対民間まで幅広くこなす。ストレスゲージが上がると「物欲」が発動するそうな。



ここは丸の内のビル街の一角・・・。
「ぬう・・・」
権三は書きこみ過ぎて真っ黒になった、去年購入したご自慢のファイロファックスの予定表を眺めながらつぶやいた。
「おい、秘書のコピ、これでは次の予定がわからんではないか。貴様、わしの今日の予定は把握しておらんのか?」
権三は傍らの曾孫で秘書の珈琲に苛立ちつつ尋ねた。
「なんでもっと早く聞かないかね?今聞かれたって、おいらもわからないだよ。」
珈琲は尋ねる権三の目を見ることなく、そう答えた。
「貴様、それでもわしの秘書か!くらえ、正義の鉄拳!!ゴォォォンザレスゥゥゥ・パァァァァンチッ!!!」
「ぎゃぶぅ!」
厚さ20センチの鉄板を一撃で砕くと言われる権三の鉄拳を受け、くるくると宙空高く舞い上がる珈琲を尻目に、権三は次の予定を確認するため、自分の事務所に電話をかけた。
今や誰も持っていないであろう肩掛け式の携帯電話で、である。
もっともこの携帯電話は真のモバイラーを目指す権三の密かな自慢でもある。
ちなみに現在は2000年12月なのだが・・・(^^;; ヒヤアセ
「もしもし、こちらゴンザレス。次の予定はどうなっておる?」
「え、いまどちらに??」
事務所の声は慌てていた。
「どちらもこちらもないわ!次の予定をさっさと教えんか!!」
「は、はいっ!11:00よりA社にてネゴシエイト業務の入札参加となっております!!」
権三の怒鳴り声に、事務所はすぐに次の予定を報告した。
「ちっ!ここから10分の会社か。コピ、いつまでそこで伸びておる!とっとと起きんか!!」
呼びかけつつ、権三は目的のビルに向かって走り出した。
「・・・まったく、人使いの荒い爺だよ。」
つぶやきつつ、珈琲ものっそりと起きあがり、後を追う。

そして10分後・・・。
「よし、間に合ったか。ぬ?あの声は??」
目的地についた権三の前にいたのは、なんとライバルのえ?ジジイ?であった。
「おや、権田原の。今ごろ来たのか?もう入札は終ったぞい。」
ジジイは誇らしげに、権三に対してそう告げた。
「お、おのれ〜。予定表さえ把握できておれば〜。」
予定表が真っ黒なファイロファックスを手に悔しがる権三に、ジジイは畳みかける様にこう言った。
「のう、権田原の。いまどき予定表をPDAで確認できぬ様では、ネゴシエイターは勤まらんぞ。せめてそのファイロファックスのバックアップとしてPDAの一台くらいは常に懐に忍ばせるべきだのう。では、また会おう。」

悠然と去って行くジジイの姿を横目で見つつ、権三は歯噛みした。
「お、おのれ〜。真のモバイラーを目指すこのわしが、あんなモバイルの何たるかも知らぬ男に負けてたまるか。ジジイめ〜、覚えておれよ〜〜〜。」
拳を握り締めつつ権三はそうつぶやいた。

(第一話終了)

(次回予告)
君達に最新情報を公開しよう!
入札不参加と言う敗北を機に、真のモバイラーを目指す権三は新たなる武器「PDA」に着目する。
しかし、目的を絞らずに情報を集めた権三はその物量の前にやる気をなくしてしまう。
果たして権三はPDAを買おうと決心できるのか!?
「超初心者ゴンザレス」NEXT!!
「グローバル・スタンダード」
来週もこのHPでファイナルホットシンク承認!!


これが勝利の鍵だ!!(世界○見えテレビ特捜部)

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2000.12.10
 ビジネス・プラン(3)
ドテ@エコパー)  


あーご無沙汰っす。ドテチンっす。PAG-Jをクイモノにして一儲けするつもりが,すっかりワシのほうがクイモンにされてしまいました。風邪をひかされるわ,気が付いたらVisorを買わされるわ,しかもキーボードまで買わされるわで大変です。。(+_+)\バキッ!

ところで,標記の通り私はPAG-Jに参加するとき,あるビジネス・プランに基づいて大儲けをする予定であることを皆さんにお教えしました。その方針は,既に示したように,「エロ」をテーマに据え,それに基づいて儲けるというものでした。

ぱーむ界で「エロで儲けているケースはほとんどない」と書いてしまいましたが,実際にはすでにあったそうです(-_-;;;。教えて下さった方,ありがとうございます。

しかし,まあエロを商売にしてるケースがすでにあるとしても,ぱーむ界でそれが爆発的に成功したと聞いたことはありません。少なくとも,私の耳に届くほど成功したケースは無い。そういう意味では私が初めての「ぱーむ界のびりおねらー」となることは必至です。

成功しているかどうかはわかりませんが,ざうるす界には「
ザウルス文庫」という,大きな本屋があるそうです。私もリサーチに訪れてみたんですが(以下括弧内は同サイトからの引用),「本をよむための専用ソフト"ブンコビューア"」というものがあり,それをダウンロードし,「お手持ちのザウルスに」インストールすると、ザウルス文庫で「購入された本(文書データ)を文庫リストのなかから選択していただけば、本をおよみいただくことができます」らしいっす。

この「
ザウルス文庫」には「おとなの本屋・さん」という「めくるめく官能の世界が広がる本格官能小説専門店」があります。「ハードからソフトまで、作品数は300点超!」「「おとな」のあなたをお待ちしてます」と,「おとな」な私をそそるような文句がずらずらと書き連ねてあります。

これっす!これをやってみたかったっす!ぱーむ界にはDOC形式という広く使用されている文書形式が既に存在しています。ですから,DOC形式で官能小説をダウンロードできるようにしておけば,特別なビューワーを必要とすることもありません。

私が「おとなの本屋・さん」で唯一気になったのがその値段です。一冊ダウンロードするのに「600円」ほどかかるそうです。これははっきり言って「高い!」と私は感じました。少なくとも,バンバン売れる値段ではないと思います。

値段を下げねば・・・少なくとも200円ぐらいに・・・。この点をPAG-Jは容易にクリアすることができそうです。喜んで官能小説を書いてくれる,ぱーむ界初のエロ・ユーザーをターゲットにしたUGの立ち上げまで画策している,
あの人物に依頼すれば,ほとんどタダで,本能のおもむくままに,しかも喜んで書いてくれること間違い無しです(「す〇〇ろ」ものは,この人が喜んでやってくれるでしょう)。

PAG-Jで扱えるのは何も「官能小説」だけではありません。ザウルス文庫にはまだ見当たらないものです(あったらすんません)。それは「えろ動画」「えろ画像」です。最近はとくにカラーの画像を扱える機種が多数出ており,動画を扱えるパームウェアも続々と登場していますので,ひとたびリリースすれば爆発的に売れること間違い無しです。

え?値段が心配?
大丈夫です。PAG-Jにはタダで人肌脱いでくれるスタッフを既に確保しております。
ほら!
もう既に脱いでるじゃないですか・・・(+_+)\バキッ!

(完)


ビジネス・プランは全て冗談っす!本気にしちゃいやん!(+_+)\バキッ!


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2000.12.11 「超初心者ゴンザレス」第二話
 「グローバル・スタンダード」
え?ジジイ?@ノキアンパーム(仮称))  


「超初心者ゴンザレス」
(主な登場人物)
権田原権三(仮名)・・・本編の主人公。年齢不詳。表の仕事は、え?ジジイ?と同じくネゴシエイト業務関係。あだ名はゴンザレス。気に入らない事があると「ゴンザレスパンチ」等の必殺技が飛び出す。性格は結構横暴。「真のモバイラー」を目指しており、え?ジジイ?をライバル視している。
権田原珈琲(仮名)・・・権三の曾孫。何故「珈琲」と言う名前がついたかは不明。権三の秘書であり、権三の必殺技を受けてもダメージを受けない唯一の人物。何気に権三より物知りかもしれない。
え?ジジイ?(仮名(自爆))・・・携帯電話系&Palm系ダメダメサイト「ノキアン・パーム(仮称)」管理人。表の仕事はネゴシエイター。対行政から対民間まで幅広くこなす。ストレスゲージが上がると「物欲」が発動するそうな。



・・・ここは権三の勤めるオフィス。
入札に間に合わず悔しい思いをした権三は、自分のデスクに戻ると、手にしたポーターのナイロン鞄から、PDA関係のパンフレットを机の上にどっかと載せた。モバイル関係の雑誌も合せると相当な高さになる。
「ええいっ!ピーディーエーっちゅうんはこんなに種類があるんか!!」
権三は仕事関係のコネクションをフル活用して集めたパンフレットの山の前で吠えた。
「どこから手をつければいいんだか・・・。」
ううむと、腕組をして考える権三。
「そもそも、そのピーディーエーって言うので何したいのだね?」
お茶を持ってきた珈琲が、そう尋ねる。
「あのジジイさんは、予定表とか入れとった様だけど・・・。」
「それよ。まずはスケジュール把握。そしてアドレス帳、そしてメモ。後は懸案事項が一発でわかれば良いのだが・・・。」
権三はパンフレットを見ているようでいて、実は右から左に流していた。
何せ色々な事柄が書いてあるものだから、どれが決め手になるのかわからないのである。
「ぐむー、ディフィカルトー」
権三はパンフを見るのに飽きたのか、事務所のテレビのスイッチを入れた。
「ほほう、世界ま○みえテレビ特捜部か。ん、なんじゃあれは?」
見れば、誘拐事件関係のネゴシエイターの特集であった。
そしてそのネゴシエイターがクライアントとの交渉時に手にしていたのは薄くて黒い前方後円墳の様なシルエットの電子手帳であった。
「コピ!なんだあれは!?」
「はて、なんだろうね?外国の電子手帳の様だけど・・・」
「これだ!」
「え?」
「あちゃら(海外)のテレビの特集番組に出るくらいだ。あの電子手帳はきっとあちゃら(海外)でスタンダードな物に違いない!いや、きっとそうに決っておる!!」
次にはきっと『コピ!これを調べい!!』と言われるに違いないと思った珈琲は、権三が陶酔している間に、とある人物に電話をかけた。
「もしもし、こちら善良な一市民だけど、ちょっと聞きたい事を教えてプリーズ。」
「おや、その声は権田原のところのコピさんだね。どうした?」
電話の相手はえ?ジジイ?であった。
「どうもうちの権三がいつもお世話になってます。実は赫赫云々・・・」
「ははあ、そうかそうか。それは良い物に目をつけなすった。あれはPalmと言うてな。最大8MBのメモリの中に色々と仕事の役に立つWareをいれておく事が出来るとても優秀な機械じゃよ。」
「ジジイさんもお使いなのですか?」
「まあ、わしも色々と使ったが、あれが一番わしの使い方にあってる様じゃ。とは言え、人それぞれ使い方は異なるし国産機でも良いPDAは沢山ある。ま、くれぐれもこう言うものは慎重に選ぶが得策じゃよ。休みの日に3カメ等を回って見るとよいぞ。」
「わかりました。ありがとうございます。」
受話器を置き、ふと権三を見ると・・・
「ふっふっふ・・・歩のない将棋は負け将棋。まさに、あのような電子手帳こそが、モバイルネゴシエイターを目指すわしにはふさわしい。」
既に前方後円墳をどうにかしたようなシルエットの虜になっていた。
「そう、あれこそがグローバル・スタンダード!!いずれ外人とも交渉するこのわしが外国製品を使えずしてどうする!?」
理由はなんとでもつくものである。そんな権三に対し、国産機にも良いのがあるようだよと言って、本日二度目の鉄拳をくらう気には珈琲はなかった。
「爺、あれはパームって言う名前で新宿のカメラ屋なんかで売ってるらしいだよ。」
「何!?本当か!!」
珈琲の言葉に権三は目を輝かせた。

(第2話終了)

(次回予告)
君達に最新情報を公開しよう!
遂に何を購入するか決めた権三。
しかし、彼の前にはPalmと言う名の英語がたちはだかる。
果たして権三は自分がほしいと思った前方後円墳の様なPDAを購入する事が出来るのか?それとも全然違うPDAに行ってしまうのか??
「超初心者ゴンザレス」NEXT!!
「Palmとパーム」
次回もこのHPでファイナルホットシンク承認!!


これが勝利の鍵だ!!(PalmComputingの初期画面)

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2000.12.12 
 
ゲルショッカー迎撃!
 東京オフ報告
ゲルショッカー@ゲルパーム)  


(お願い・この話は実話に創作を加えたものですが、一応、フィクションとしてお読みください。なお、はっきり言って内輪ウケの域を出ておりませんが、その点は、笑って許してちゃぶ台(ふ、古ぅ〜))

新大阪駅から5年ぶりの東海道新幹線に揺られること約3時間。σ(^_^)は、前日の(PUGO有志による)「てのひら侍」迎撃オフの疲れと、日ごろの世を忍ぶ仮の本業の残業疲れが出て、すっかり熟睡しておりました。怪人も眠いときは眠いんです(^^ゞ。ふと気づくと、ひかり号は新横浜直前。あわてて支度をして新横浜駅に降り立ちました。え? なんで新横浜で降りたのかって? そう、関東の一部ユーザー御用達の「新横浜ラーメン博物館」で「ゆずサワー」を賞味するためです。と、言っても、今回はあくまでも昼飯をとるための通過点に過ぎず、そこで誰かとお目にかかるわけではありません。かつて「三杯屋」という名前だった小さな立ち飲み屋は、改装・拡張工事を終えて「少年時代屋(やんちゃや)」となり、立ち飲みスタイルは変わらないものの、食べ物メニューが充実していました。ゆずサワーを1ヶ月ぶり(パクスポ前日にも来た)に味わい、新メニューの串カツと館内のラーメン店2軒に立ち寄ったのち、新横浜から地下鉄あざみ野・東急・渋谷経由で池袋へ移動しました。移動中、Palmゲームで遊び倒していたのはいうまでもないことです(+_+)\バキッ!池袋で予約済みのビジネスホテルにチェックインして荷物を置き、財布と携帯電話とPalmを持って、待ち合わせ場所の池袋西口へ。その途中で携帯電話がプルプルプル…。
ゲ「はい、ゲルショッカーですけど。」
相手「あ〜! もしもし、ワシじゃよ、ワシ。」
ゲ「あ、もしかして、世界の松下好之助平さんですか?」
相手「ぶわっかもーん! え?ジジイ?じゃわい。今どちらへおりますかいなぁ?」
ゲ「あ、今、池袋駅へ向かってます。」
ジ「それでは、目立つように駅前広場のど真ん中におるぞよ。ぱ〜太郎も一緒じゃ。」
ぱ太「い、1時間も早く着いてしまったかもしれない。待ってるから早くきてね〜ん」
ゲ「は〜い」
ってな会話をしつつ、駅前に着いたら、ぱ〜太郎さんとジジイ?さんの二人が、本当に駅前広場のど真ん中の、川の中洲みたいになってる歩道上にいたので大笑い。二人ともけっこう上背があるから目立つんだこれが! そこにσ(^_^)も混じって三人でうだうだしていたら、ますださんと侍・靖之介さんが到着。
ま「こんばんは、ヒゲを剃って似顔絵と違う顔になっても、男前のますだです。」
侍「お待たせした。京から下向(帰京?)して参った靖之介と申す侍でござる。二本差しゆえ、飛行機には乗れないのでござる。おお、ゲルショッカー殿、お久しぶりでござる」
ゲ「お、お侍様、昨日お会いしたんですけど…」

これで集合予定5名が勢ぞろい。そのほかにも、くるくるぱ〜子さんと、その連れのぱっぱらぴ〜子さん、槍杉アイコさんとドテさんは遅れてくるとのことで、とりあえず男ばかり5人で一次会会場の居酒屋「W」へ。ぱ〜太郎さん持参の英語版VisorPrismの発色に感心しつつ、まずは第1回目の乾杯!Prism欲しいなぁ〜ってな会話から、お金がかかるという話に展開し、勢いで、「どうせ、カノジョもいないし、そっちの方面の出費もないから〜」と誰か(あえて名を秘す)が言い出すと、
「σ(^_^)も」
「僕も」
「拙者も」
と、既婚者・ジジイ?さん以外の全員が名乗りをあげるという、名乗りを上げたσ(^_^)も頭が痛くなりそうな会話などで盛り上がっているうちに、ふふふさんから携帯へ電話が。
ゲ「もしもし、ゲルです。総裁、昨夜は愛車ふふふ号で家まで送っていただき、ありがとうございます。」(注:ふふふさんは飲めないのでシラフでした。決して酒気帯び運転ではないので、念のため。)
ふ「ゲル、東京行く金あるんやったら、昨日貸した二次会の2000円払わんかい!」
ゲ「す、スンマヘン、細かい持ち合わせがなかったんですわ。次に会った時に返しますんで…(^_^;)」
ふ「そうか。そしたらそれまで、期待に前…じゃなかった、胸ふくらませて待ってるわ。クックックープルップー、バサバサバサ〜(飛び去る羽音)」
ゲ「そ、総裁、胸ふくらますってのは、ハト胸とちゃいまっせ〜。ハトともちゃうちゃう…、おーい、もしもーし!」

そうこうしているうちに、くるくるぱ〜子さんとぱっぱらぴ〜子さんが到着。第2回目の乾杯と相成ります。
ぱ子「は〜い、ぱ〜子で〜す。スリーサイズはヒミツだけど、指輪のサイズは20号よ!今日は、お友達のぴ〜子ちゃんも一緒よ〜! ぴ〜子ちゃん、ごあいさつごあいさつぅ〜。」
ぴ「あたしがぴ〜子よ〜! ねえねえ、ヒ…じゃなかったぱ〜子ぉ? この人誰だっけ〜? え? ゲルショッカーさん? うっそぉ〜、前にパクスポで見かけた時って、もっと顔がシュッっと引き締まってなかったぁ? 顔丸いから、よく似た別の人かと思ってたよぉー!! ねぇねぇ、ゲルショッカーさん、太ったの?」
ゲ「き、き、き、昨日も飲んでたから、きっと、か、か、顔が、む、むくんでるんだよ(かなり焦っている)」
侍「そうそう。昨晩、拙者らと飲んでおられたからなぁ。聞くところによると午前様であったそうな。」
ぴ「ふーん、そうかなぁ。あ、ゲルさんお腹出てる、えいっ!」
ゲ「わっ! ふ、不用意に、は、腹をつっつくんじゃない!!」
腹以外にも、ぴ〜子さんに痛いところをつっつかれたゲルショッカーです。運動不足気味なのは認めるけど…まさかHPのネタにされるとは(^^ゞ
相変わらず、Prism話で盛り上がる我々。あるメンバーの家計の話まで飛び出し、既婚者っていろいろ大変なんだぁ〜って考えさせられたりしました。

と、そこへアイコさん到着でまた乾杯。何? アイコって16歳じゃないかって? いやぁ、フィクションだから気にしない気にしない。
ア「はじめましてー! アイコでーす! え? あなたがゲルショッカーさん? うっそぉー、予想と違うぅぅ(T_T)」
ゲ「な、何で泣くねん!?」
ア「もっと邪悪な人だと思ってたのにー! これじゃ、単なるオヤジだものー!」
ゲ「お、オヤジって、そら、まぁ、オバハンではないけど…」

ここで「W」はタイムアップしたので、向かいにある別の居酒屋「K」に移動しました。ここでようやく、本業の関係で遅れていたドテさんが合流です。ようやく全員が勢ぞろいしたところで、なんと、はるやん組長から携帯に電話が!
く「ところで、ゲルさんは、東京へは出張か何かで?」
ゲ「いいえ、この宴会のためだけです!」
く「え、宴会のためだけに東京? ふひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」
思いっきり笑われてしまいました(^^ゞ でもいいんです。学生時代には、ボウリングするためだけに夜行バスに乗って高田馬場まで出てきたことがありましたから、このくらいはどうってことはないんです。

そんなこんなで、PAG-Jスタッフ東京オフは盛り上がったのでした。

ちなみに、この東京オフの二次会の途中で泥酔した頭に響いてきた言葉…
ド「このオフ、PAG-Jのネタになると思うんですけど、誰か書きません?」
ジ「そりゃぁ、遠路はるばる参加のゲルさんが書くべきじゃて。のう、皆の衆」
ぱ太「そうそう!」
ぱ子「それってサイコー」
ま「そうですね。」
ア「そういうことだからよろしくね〜」
この会話に、σ(^_^)は「任せとけ、イー!!」と応えてしまったような気が…。
そんなわけで、酔った上での記憶をたどりつつ書いてみました。
でも、本当にアホな話ばっかりやな(+_+)\バキッ!

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2000.12.13
私がパームを買ったわけ
  〜NAS芹沢の場合〜
NAS芹沢@大阪PalmIII



はっきりとは覚えていないが、あれは1997年の冬ごろ。会社の長期業務研修で千葉に住んでいた私は、自分のPCのメモリとハードディスクを買うために秋葉原に行った。

そこでたまたま入ったDOS/Vパラダイス秋葉原本店。ハードディスクの値段を調べていた私は、店の奥の隅、暗がりにあったある箱に気がついた。

「処分品特価 Pilot1000 26000円」

その箱はショーケースに入っていたが、誰も目を向ける者はなく寂しそうだった。私は「なんじゃこれは?」という素朴な疑問を解決するために、その箱を調べてみた。そうすると、それがPCの周辺機器ではなく、電子手帳のようなものだということがわかった。

メモリはたったの128kバイト、赤外線機能はおろかバックライトすらついていないPilot1000である。

気になったのは気になったのだが、当時の私はその得体の知れない小さな物に対して付いていた26000円という値段を「高い」と思ってしまった。あとで調べてわかったことだが、標準価格はその三倍以上だったようだ。

メモリやハードディスクは無事に購入したものの、会社の寮に帰ってからもPilot1000という言葉が頭から離れなかった。

仕方なくインターネットで調べていくうちに、今はPalmPilotという機種が最新であること、英語版しかないPDAで有志が日本語化を行っていることなどを知った。情報は主にPalmFan(その頃はたしかPilot/PalmPilot Fanという名前でまだpalmfan.comというドメインではなかったような)から入手した。

「これは面白そうじゃないか!」

そう思った私は、PalmPilotについていろいろと研究しはじめた。購入を決定づけたものは、やはり「Galax」 (http://www.pilotfan.com/) の存在である。

「この小さなマシンでここまでゲームが動くのか!」

私はこのとき、Pilot(Palm)のゲーム機としての大いなる可能性を感じ取っていた。これは遊べそうなマシンだと。

しかし何度もPalmPilotを購入しようとした私だが、どうしても踏み切れなかった。それは、次のマシン、Palm IIIについての噂が飛び交っていたからである。この機種から、新たに赤外線送信機能が付くというのだ。これまた面白そうな機能なので、私はPalm IIIの登場を待つことにした。

そして1998年春。私は1年間の業務研修を終え、関西に戻ることになった。Palm IIIはもう売っていたが、輸入版だった。そこで俗にいう英語版だけど日本代理店版というやつが出るまで待とうと思ったのである。今思えば、輸入版と日本代理店版はどちらもたいして変わらなかったので、輸入版でもよかったのだが。

仕方なく、関西では売ってないような気がしたので「YAMADA ROM」だけをイケショップで買った。Palm本体を持ってないのにソフトだけ先に買ったという、今となっては笑える話である。ちなみに当時のイケショップは今とは全然違う場所の、怪しげな(失礼)ビルの5階(だったかな)にあった。あの狭いエレベータはいまでも忘れられない。はじめて乗るときには勇気が必要だった。

1998年夏。日本橋にて無事にPalm III英語版(日本代理店版)購入。落下保険までつけてもらって6万円くらいだったと記憶している。メモリは2Mなので、いまから思えば実に高かった。このときはSofmapで買ったのだが、店内で山積みのPalm IIIを見て足を止める人は誰もいなかった。ちょうどJ-OS IIIのベータ版が公開され、盛り上がってきはじめた頃の話である。

そして「大阪Palm III」を作ったのも、ちょうどこの頃。その後の私については、みなさんご存知の通りである。

あのとき秋葉原でPilot1000に出会っていなかったら・・・。今でもふと、DOS/Vパラダイスにあったあの寂しそうなPilot1000の箱を思い出します。

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2000.12.14 「超初心者ゴンザレス」

 インターミッション

え?ジジイ?@ノキアンパーム(仮称)


さて、求めるPDAが「パーム」と言う名前だと判明した権三氏。

しかし、彼はある事で悩んでいた・・・。

「ぐむー、3カメとはなんじゃらほい」

「3カメというのは、大都市近郊にある家電製品の量販店の事だよ。結構良いものが安く売ってる事も多いね。」

珈琲の発言にも権三はあまり良い顔をしない。

「うーむ、わしのようなエグゼクティブがそんな所に行っても良くわからんの〜。そうだ、奴に聞いて見るか。もしかしたら只で「パーム」をくれるかもしれん。」

権三は徐に肩掛け式の携帯電話に手を伸ばした。

とあるところにダイヤルする。

間延びした声が聞こえてきた。

「誰や〜、こんな時間に〜。せっかく膝枕秘書にイイコトしてもろとったに。何処のあほや?」

「良い口利くのう。われ、いつからそんなにえらくなりおった?」

「こ、これはゴンザレス様!?」

電話の向こうの間延びした声が一気に緊張する。

「おまえ、よもやこの前のPL法絡みで訴訟沙汰になりそうだったところを処理した案件忘れておるまいな?」

「そ、それはもちろんでございます。ゴンザレス様。して本日の用向きは?」

「うむ、他でもない。汝の力を借りたい。」

「はっ、何事でございましょう?」

相手の質問に一呼吸置きつつ、権三は答えた。

「お前の所で「パーム」は扱っておるか?」

「は?」

「だから、「パーム」は扱っておるかと聞いておるのだ。天下の松下だ。よもや扱ってないとは言わせんぞ。確か貴様の会社は、エポックとか言うOSに手を出して北欧のエリクソンとも近づいていると言うもっぱらの噂だったな。」

「い、いや・・・その件はちょっと・・・」

電話の相手は声を潜めた。どうやらあまり触れられたくない事項のようだ。

「まあ、いい。用向きは他でもない。「パーム」を扱ってたら一台こっちに回せ。無償で長期使用のレポートを書いてやる。その代わり本体・諸経費は全てそっちもちだ。」

「え?」

「まさか嫌とは言うまいな〜?あ〜??」

権三の声が一段低くなる。

「はっ、わかりました。早速直ちに!!」

電話の主は慌てて電話を切った。

「これで良し。あとは果報は寝て待てと言うところだな。」

権三は電話の結果に満足しつつ、受話器を置いた。

「・・・松下・・・あそこってパームでなくて、ナショナルパームでなかったかね?」

珈琲の不安は翌日現実のものとなる。

翌日・・・

「はい、天下の松下伝奇産業です。」

「・・・好之助平につなげ。」

受付のOLの明るい声に対し、電話の主はドスの効いた声であった。

「ゴンザレスといえばわかる。」

「は、はいっ!・・・こちら交換台です。只今社長に繋げと鬼の様な声の方が・・・」

こちらは社長室。好之助平が膝枕秘書にイイコトをしてもらっているところである。

「はう〜。この耳掃除がサマランチ・・・じゃなくてたまらんの〜。」

「御前!」

「な、なんや。イイコトしとる間は誰も入るな言うとるやろ。お前300年無給。」

突然入ってきた側近に、人生でもっとも楽しい瞬間を邪魔された好之助平は言い放った。

「いや、緊急です。ゴンザレス様から外線が入っておるとのことです。」

側近の口ぶりにただならぬ状況を察知した好之助平は、すぐに電話に出た。

「いや〜どうも先生にはいつもお世話になっております。松下ですが〜・・・」

「貴様、あれのどこが「パーム」だ?あん?」

権三の静かな怒りが伝わってくるようであった。

「へ?先生のご要望通り我がナショナルが世界に誇るパームをお送り致しましたが・・・。」

「ほう?わしには送られてきたものが「パソコン」「電動マッサージ椅子」「カメラ」にしか見えんが?どうやらわしの認識が間違っていると言いたい様じゃのう??」

権三の声のトーンが一段下がった。

ただならぬ状況に、好之助平も食い下がる。

「いや、ですから、先生のおっしゃった通りわが社のナショナルパームを・・・」

「ぶっつぶす!覚悟しておけ!!」

プツン、ツーツーツー。

「・・・一体、何を怒とんのや。相変わらず短気なお方やのう」

権三が何故怒るのかもわからず、好之助平は首をひねった。

「さあ、私もさっぱり・・・」

側近も首をひねるばかりであった。

・・・後に、権三の仕掛けた罠にはまり、松下伝奇産業は権三に多額の賠償金を支払う事になる・・・が、それはまた別の話である(+_+)\バキッ

(インターミッション終了)



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